胆嚢癌備忘録&寛解までの日常

胆嚢癌の疑いと言われて

病理診断結果②

頂いた病理組織診断報告書は院外に公表する場合は署名者の了承が必要だそうです。

なのでそのまま記載することはできないので抜粋して簡単に報告します。

 

〈病理診断〉

1.胆嚢/手術(以下割愛)

2.腹腔内リンパ節/手術 (以下割愛) 

〈病理所見〉

ここも詳細は割愛し、大まかにいうと「主に胃幽門腺型の粘液形質を示し、幽死を伴っていて、腺癌及び腺腫はまだらに混在。明らかなリンパ管侵襲・静脈侵襲・神経周囲浸潤は認めない。胆嚢管断端・剥離面断端は陰性。

胆嚢壁には固有筋層においてリンパ球および形質細胞を主体とした軽度の炎症細胞浸潤がみられ、粘膜の上皮には幽門腺化生を伴い、慢性胆嚢炎の像。リンパ節への転移を認めない。」というものでした。

 

先生も思っていたより良い結果で嬉しいと仰ってくださいました。

そこで先生にお願いして切除した胆嚢の画像を見せていただきました。

 

胆嚢の中にある胆嚢癌は腫瘤(26×19×10)の中にまだらにあり、癌が発生する前に胆嚢炎になっており、胆汁の出口に石が詰まっていて胆汁を貯めておくことが出来なくなっていた。その為、以前から全く胆嚢の役目をきたしていなかったとのこと。つまり、胆嚢は機能していなかった。

ということはだいぶ前から胆汁はそのまま胆管を通して、十二指腸に流れていたのですね!

痛みは感じていなかったのか聞かれましたが、背中の痛みはあるものの慢性化しているし、胆石の場合かなりの痛みがあると思っていたので私の痛みなんて些細なものと思っていたのですがそれがそうだったのかな?

 

胆嚢を切除すると油分の多い食事をすると、下痢をしやすくなるので注意が必要という記事をよく見かけたのですが、そういうことなら今まで通り食べても平気ということになるのかな?(元々天ぷらやカツなどはたまにしか食べなかったけど)

 

お酒も飲みすぎなければ飲んでいいと許可を頂き嬉しい♪