胆嚢癌備忘録&寛解までの日常

胆嚢癌の疑いと言われて

某サイトで胆嚢癌の質問

某サイトで有料会員になり胆嚢癌の質問をしてみました。

以下質問内容です
 

人間ドッグの腹部超音波で下記の結果が出ました。
 胆嚢:腫瘍疑い32mm・結石または気腫12mm・ポリープ8mm
 肝臓:肝内胆管拡張症
 右腎:腎血管筋脂肪種疑い5mm・のう胞15mm
☆胆嚢の体部に32×17mm大、内部不均質な隆起性病変を認めます。

紹介状を頂き、血液検査・MRI内視鏡・CTの検査を受け結果待ちです。
恐らく癌決定と思っています。ステージ1であることを祈っています。
開腹手術も念頭に置いております。
心配なのは検診結果の肝内胆管拡張症の文字です。
胆管にも癌の可能性があるのでしょうか?

 

結果は今のところ4人の先生から回答を頂きました。

 

A先生

胆嚢腫瘍に関しては、大きさ、形態からも悪性を疑った方が良いと考えます。
ステージに関しては悪性腫瘍と仮定したら、行われているCT検査等で確定いたします。
肝内胆管については拡張する原因があるかどうかですが、これもCT検査、MRI検査で評価が可能と考えます。

B先生

実際の画像添付が無く、画像所見の詳細も不明ですので、記載内容だけでは病態の推測困難ですが、胆嚢癌に胆管癌が合併している可能性よりは、胆嚢癌にリンパ節転移などを伴っているか、あるいは胆嚢癌そのものにより下部胆管が狭窄している可能性を推定します。これらの鑑別診断には、CTやMRIなどの他に超音波内視鏡やERCPが有用です。主治医に診断技量が無ければ、高次医療機関の胆道専門医に紹介して頂きましょう。

C先生

胆のう腫瘍で癌の疑いがあれば、原則は開腹手術です。リンパ節郭清、肝床ないし肝(区域~右葉)切除が必要となる事も多いです。
肝内胆管拡張が癌に由来するのであれば、より大きな手術になる事も予想されます。

D先生

肝内胆管拡張については、手前での胆管の閉塞が疑われます。
胆管腫瘍の合併よりは胆嚢の腫瘤自体による閉塞やリンパ節腫脹によるものを考えますが、画像の評価が必要な印象です。

 

思っていたより重症?

ちょっと心臓がドキドキしてきました。